最近の出来事

WATARIDORIを見た。
うーん。なんかこう、カメラの存在を消そうとしていると言うか、
カメラの存在が目立ち過ぎると言うか、気分が悪い感じがした。
あと、あんなに演出された自然モノ、と言うのは
NHKを見て育った(ウォッチングを見て育った)人間には辛かった。


226事件の話をしたNHK特集をNHKアーカイブスで見た。
コレは異常に面白かった。この特集を作った時点では事件後40年程度、
ということで、「あの頃は」とか、「あの日は」という表現が非常に
近い過去の記憶として発せられていて、なんだか歴史上の出来事と言う感じがしなかった。
そのうえ、レコードの復元作業という理系分野のチャレンジが絡まり、
事件当時の人々のやり取り、その後の人生。
情報は、昔から(もっと昔から)利用され、監視され、改竄されてきたという、当たり前のこと。
そして、今も当然。
「国家があってこその法であり、法を守って国が滅びたのでは本末転倒だ」と言って
超法規的措置」ということになるんだろう、を実行する。
それを当然のように、言う。うーん。
国家ってなんだっけ?という話になってしまう。
そういうのを避けて生きてきたので考えてしまうが、
国家ってそんなたいしたものじゃない気はする。
法律だって全然追い付いてないんだけど。