憂太

去年のダービー。
一矢を報いるゴールを僕たちは少しも評価はしなかった。
お前ならもっと出来る、逆転できる、そう思って、かなわず、
失望した直後の追撃のゴールだった。ほどなく笛が鳴った。
雨が降っていた。
無口に駅へ向かい、やけ酒をあおり。
結局飲み会になっちゃったんだけど。


だから、職場で憂太のゴールで勝ったのを知って、
ホントにうれしかった。誰にも文句を言わせないヒーロー。
駒沢でアシストを見たとき、いや、神戸でフリーキックを見たときから
ずっと夢見ていた、憂太が東京に君臨する時代。
そのときは近づいている。


おれー、おれおれおれー、憂太、憂太!!