あれから10年

今朝の新聞を読んで、事の大きさを改めて思った。
あの朝、大阪の実家で地震にあった。揺れが収まったらとりあえず跳ね起きてみんなの無事を確認して、どういうことやろう、テレビテレビ、いや、電気つかへん、みたいな騒ぎになったような記憶がある。目も覚めてしまったし、電気つかへんし、で、せっかくやからろうそくつけよう、それっぽく、とか言って仏壇からろうそく持ってきてつけた。あと、洗面所にあった時計が、コンセントで電気をとるタイプやったんやけど、あの地震のときの停電で遅れたまんまで、多分今も4時間ぐらいかな?ずれてる思う。いや、ずぼらなだけなんですが。
その頃ちょうど浪人生で、河合塾に通ってたんやけど、前々日ぐらいがたしかセンター試験で、大阪外大かどこかに雪の中受けに行って、震災の日が答え合わせして見積もってどこ受けるか決める、みたいな日やったと思う。当然神戸とか尼崎とかの奴もいて、家にビニールシートかけんといかんとか、親戚の家に行くとか、そういう話が普通にあった。身の回りに死んだ人がいなかったのは単に偶然だったんだな、と思う。
オチなし。